はぎまちブログ

このブログは山口県萩市の古い町並みに残る古民家の住み継ぎを考える「萩つくる会」の活動を紹介しています。

三角州に住まう

萩の三角州です。

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(写真は「萩データベース」から提供を受けています) http://machihaku.city.hagi.lg.jp/db/index.html

 

美しいです。

三角州は江戸時代は城下町でした。 この中にたくさんの人が暮らしています。

今でも古い町並みをよく残しているということで、 お城のまわりや城下町の一部は国指定史跡や国選定の伝建地区などに なっていて町並みが保存されています。

でも、それは一部です。

こんなところや・・・

 

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こんなところがあります。

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そこでは、普通の生活があるんですが、少しずつこんな町並みが失われています。

古くて使いにくいから?

空き家で使うあてがないから?

お金がかかりそうだから? 

 

一方で都会では、こんな家を探している人がたくさんいます。

観光にくる人はこんな家をわざわざ見に来ます。

久々に萩に帰ってきた人にとっては懐かしくもあります。

やっかいものなのか、おたからなのか。

私たちの見方次第かもしれません。

 

で、萩に住まう建築士らのグループ 萩つくる会では、

萩の古民家を調べてみることにしました。

萩はやっかいな町なのか、おたからのあふれる町なのか。

願わくば、萩に住んでいることを誇りに思う、そんな町でありますように。

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